『星の降る森で 自選短編小説集 1992-2000』(天夢人) 本山賢司著 本体1550円+税
焚き火と野宿をこよなく愛する作家、本山賢司氏による短編小説集が株式会社天夢人より２月11日に刊行された。
本書は、1992年から2000年に刊行した単行本４冊の中から、自らセレクトした10編を収録したもの。初めての焚火、初めての夜の森、初めての嵐、湿原でのイトウとの格闘、釣りや狩猟、岩登りの醍醐味など、前作から全面的に手を加えて甦らせた珠玉の小説集となっている。
本山氏のアウトドア／自然にかかわる作品は、小説、エッセイ、イラストレート、どれをとってしても、「自然と野生動物と人間のかかわり」にこだわり、自然に対して畏怖の念を抱かせてくれ、野にでたときの新鮮で生々しい空気を呼び起こさせてくれる。
本山賢司（もとやま・けんじ）
1946（昭和21）年、北海道生れ。広告代理店のアートディレクターを経て、イラストレーターとして独立。野宿、焚き火の達人で、アウトドアに関するイラスト、エッセイ、小説を手がける。主な著書に『川の図鑑』『森の動物図鑑』『鳥類図鑑』（すべて東京書籍）『南仏発スケッチから』（三修社）『図解 さかな料理指南』（新潮文庫）、共著に『大人の男のこだわり野遊び術』（ヤマケイ文庫）がある。
全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。
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（問）株式会社天夢人 http://temjin-g.com/