「hahaso|ハハソ」の火鉢は、たった一本のクヌギ炭から生まれる火を一番うつくしく見せてくれる小さな火鉢。通常、炭は互いが発する輻射熱で臨界点を保つことで燃え続けるので、炭が一本だけだと熱が逃げてしまい臨界点を保てずに消えてしまう。ところが、この火鉢は能登特産の珪藻土の保熱効果と通気口から空気の流れを作ることによって臨界点を保ち、一本での燃焼が可能にしている。

hahasoの火鉢

「hahasoの火鉢」 ¥23,000

炭は火鉢と同じhahasoブランドの「菊炭」を使うとサイズがピッタリ。菊炭とは炭の切り口が花のように美しく見えることから名づけられたクヌギの炭で、主にお茶席で利用されるものだ。

炭を一本だけで燃やすことができるこの火鉢は、従来の火鉢に比べて一酸化炭素の発生を押さえることができ、お茶席など室内での使用にも適しているという。もちろんアウトドアでも使用可能で、お茶やコーヒーを飲むためのお湯を1本の炭から時間をかけて作ることでより贅沢な時間が楽しめる。変わりゆく炭をただじっと見つめたり、手をかざしたり、炭のはぜる音を聞いたり、五感で火を愛でる時間も楽しいものだ。

(問)株式会社Hibana http://hibana.co.jp/shop/firetools/hahaso/