神奈川県秦野市に本社工場を構える精密板金・金属加工会社「寿産業」が、熟練したクラフトマンの匠と先端設備をいかして、アウトドア用のポータブル薪ストーブを開発した。

FIREGRAHIX「BLISS-SP」

FIREGRAHIX「BLISS-SP」¥107,800

最近、金属加工会社が焚き火台などを開発する例が多くなっている中、自動車関連の板金・塗装などを手掛ける寿産業が開発したのは、薪ストーブ。自社ブランド「FIREGRAHIX|ファイヤーグラフィックス」を立ち上げ、ポータブル薪ストーブ「BLISS-SP|ブリスSP」を1月に発売する。

「ブリスSP」は、キャンプ好き社員がプライベートで使うために作っていた薪ストーブを改良し、開発。こだわったのは「オーロラの炎」。薪ストーブの最大の魅力の一つは炎を楽しむことだが、燃焼温度と空気の吸気量の条件が整って初めて生まれるオーロラのようにゆらめく炎を現出させることを実現している。

また、大型薪ストーブが持つガラスクリーンシステム「エアカーテン」を搭載していて、ガラスが曇ることなく、美しい炎を眺められる。

キャンプで楽しめる小型サイズながら、家庭用の薪ストーブに劣らないスペックを実現し、二次燃焼システムによる高い燃焼効率で、炎も美しく排気もクリーンな薪ストーブに仕上がったという。

「ブリスSP」は、2021年1月18日(月)よりファイヤーグラフィックスのWEBサイトで販売開始。オプションとして専用の煙突(¥18,700)、組み立て式のスタンド(¥19,800)も用意されている。

(問)寿産業 https://fire-graphix.com/