廃棄される野菜や穀物から抽出した植物由来エタノールを凝固させた、無毒・無害の固形燃料が登場した。

ファイヤードラゴン

FireDragon「固形燃料」6個セット¥935/12個セット¥1,760

従来の固形燃料は、成分の特性上、燃焼ガスの毒性を指摘されていて、実際に中東などに駐留している兵士がその燃焼ガスを吸って死亡するケースが発生していた。

そこでイギリス軍にサバイバルキットなどを納入しているBCBインターナショナルがウェールズの大学と共同で開発したのが、このFireDragon|ファイヤードラゴンの固形燃料。

廃棄される規格外の野菜や廃棄予定の穀物などからエタノールを抽出。無毒・無害の固形燃料を製造することに成功した。

ライターで簡単に着火することができ、1個(27グラム)当たり11分の燃焼が可能。500ccの水を約6分強で沸騰することができるという。

着火後には固形燃料が液化するため、専用ストーブ、または液体がこぼれない構造のストーブで使用する必要がある。

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