「森と人とをつなぐ」というポリシーを掲げ、国産材を素材とする商品を製造・販売するクレコ・ラボと、鳥取県の林業家メンバーがコラボして、間伐材などを有効活用した「ジェットログ」を開発した。

ジェットログ

ジェットログは丸太をまるごと使ったコンロで、最初に着火剤で着火すれば、横穴から絶えず空気が供給され、木材が中心から自己燃焼する。ロケットストーブのように、煙突効果による強い吸気が内部で風の流れをつくり、安定した火力を出せるので調理も可能だ。調理に便利な専用の五徳・風防も用意されている。

キャンプに映える「丸タイプ」と、防災用などとして長期的に保管しやすい「角タイプ」の2タイプがラインナップ。どちらも最低1時間程度は安定的な火を楽しめるという。また、燃え残りはそのまま薪として、焚き火台で燃やすこともできる。

ちなみに、丸タイプの材料は、木材としては細い丸太(いわゆる間伐される材)に分類されるため通常はチップ化されて安価で取引されることが多い木材。角タイプの素材も建設資材を作る過程で出てきた端材を一部活用している。

こういった木材資源に付加価値を与えて有効に活用することで、せっかく伐採した木に価値が付かないことを残念に思う林業従事者の人たちの気持ちの救いになるとともに、現実的な収益源にもつながっていくという。

Makuake」にて、2022年6月27日まで応援購入を受け付けている。

(問)クレコ・ラボ https://creco-lab.co.jp/