チタン製のマグやぐい吞みというと、軽量かつタフで錆びにくいので機能的には優れているものの、どこか無機質で味気なさを感じている人も多いかもしれない。そんなチタンのイメージを吹き飛ばす、アイテムを発見。

hikiZAN

「“ hikiZAN ” Premium Titanium Sake Vessel 1st model」¥69,300

茨城県日立市で50年以上続く製作所「今橋製作所」。ロケットに使われる部品や新型新幹線の基幹パーツなども手掛ける同社の 若手有志メンバーによるプロジェクトが、その技術力で挑んだ意欲作が、この「hikiZAN|ヒキザン」シリーズだ。

一瞬、酒器であることを忘れてしまいそうな美しい姿は、茨城県・笠間で活動する陶芸家の船串篤司氏がデザイン原案を担当。純チタンの塊「インゴット」を贅沢に削り出すことで、そのデザインと存在感を実現している。

さらに、輝くグラデーションは、厚みにより色の変化を起こすチタンの酸化被膜によるもので、ひとつとして同じものがない、偶然が生み出す芸術になっているのも特長だ。

「hikiZAN」シリーズは、「1st model」から「4th model」まで趣が異なる4モデルがラインナップしている。

 

(問)今橋製作所 https://www.hikizan-titan.jp/