海や湖などで大きめのサーフボードに立ってツーリングや釣りなどを楽しむSUP|スタンドアップパドルボード。手軽に楽しめるアクティビティとして人気となっている一方で、荒天や技能不足により帰還不能となる事故が近年、多発している。 SUP

海上保安庁のウォーターアクティビティ総合安全情報サイト「ウォーターセーフティガイド」によると、SUPで沖に流されたり、強風やうねり、パドルの消失などで帰還不能になったりする事故が多発しているという。

SUPは風浪や潮流の影響を受けやすいため、自然を相手にしたレジャーであることを認識して、急な天候の変化にも十分に注意して楽しむ必要がある。特に北からの風が吹く冬は沖合に流される危険性が増すので注意が必要だ。

また、ライフジャケットの着用、防水パックに入れた携帯電話などの装備も必要。海での万が一の時の緊急通報は118番と覚えておこう。