令和元年台風19号で多くのりんご農家が被害を受けた長野市の一大りんご産地、長沼地区(国道R18 通称アップルライン)。アップルラインにりんごと笑顔を取り戻し、産地をよみがえらせようと、折れたりんごの木の有効活用した薪の販売が開始された。
りんごの灯火「りんごの薪 10kg」¥2,000
2019年10月、台風19号に伴う記録的豪雨により、長野市内を通る千曲川の堤防が決壊。「アップルライン」の愛称で親しまれる全国有数のりんごの名産地が浸水被害を受け、大半のりんご農家が廃業に危機に陥る事態となった。
そんなりんご農家を救おうと立ち上がったのが、「りんごの灯火(あかり)」プロジェクトだ。このプロジェクトでは、台風19号の影響で折れたりんごの木を薪にして販売することで、産地の復興に向けてあかりを灯すことを目指している。
りんごの薪は香りが良く、広葉樹なので火力・火持ちともに良い薪だ。また、高品質なので、アメリカのホワイトハウスではクリスマスに、フランスでは来客用に使われる特別な薪だという。ヤニも少ないので、薪ストーブに使ってもタールがたまりにくい。
りんごの灯火の「りんごの薪」は10kg¥2,000、20kg¥4,000で公式サイトなどで販売されている。
(問)りんごの灯火 https://www.ringo-no-akari.com/